このたび、令和8年度第75回同窓会総会におきまして、第10代同窓会会長に選任されました昭和47年(1972年)卒業の山内 浩三です。
歴史と伝統ある同窓会の重責を担うこととなり、その責任の重さに身の引き締まる思いでおります。
まずは、長年にわたり同窓会の発展と母校の振興にご尽力いただきました飯野前会長をはじめ、歴代会長並びに役員の皆様に対し、同窓生を代表して心から敬意と感謝を申し上げます。先輩諸氏のたゆまぬ努力と献身により築かれた同窓会の伝統と活動の積み重ねが、今日の同窓会の礎となっています。その志を受け継ぎ、さらなる発展に向けて微力ながら尽力してまいります。
私は昭和47年(1972年)に旧植木校舎から母校を巣立ちました。当時の母校は1学年8クラス、350名を超える生徒が学ぶ活気に満ちた学び舎であり、多くの仲間や恩師との出会いは今なお私の人生を支える貴重な財産となっています。
しかしながら、平成に入り少子化の進行や社会環境の変化に伴い、生徒数は次第に減少傾向となりました。さらに私立高校授業料無償化など教育を取り巻く環境の変化も加わり、現在は1学年100名を下回る状況となっています。母校を取り巻く環境は大きく変化し、学校運営もかつてない課題に直面しています。
そのような中、母校は2年後(2028年)に創立120周年という大きな節目を迎えます。創立以来120年にわたり、地域社会に有為な人材を送り出し続けてきた母校の歴史と伝統は、私たち同窓生にとって何にも代え難い誇りです。
同窓会は、先輩方から受け継いだ伝統を守りながら、母校の現在を支え、そして未来へつないでいく「母校の未来への支援組織」でなければなりません。少子化や教育環境の変化が進む今だからこそ、全国各地で活躍する同窓生一人ひとりが母校への思いを共有し、学校、PTA、地域社会と手を携えながら母校の発展を支えていくことが重要であると考えています。
創立120周年は、これまで母校を支えてくださった先人の皆様への感謝を表す機会であるとともに、次の10年、20年、そしてその先の母校の未来へ向けた新たな一歩を踏み出す節目でもあります。同窓会としても学校並びにPTAと連携しながら、記念事業の成功に向けて取り組むとともに、在校生の愛校心の醸成、同窓生相互の交流促進、そして母校の魅力向上に努めてまいります。
同窓生の皆様には、母校の未来を共に支える仲間として、今後とも同窓会活動へのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、歴代会長並びに役員各位が築き上げられた伝統と信頼を大切に継承し、創立120周年、さらにその先の未来を見据えながら、母校と同窓会のさらなる発展のため全力を尽くすことをお誓い申し上げ、就任のごあいさつといたします。
令和8年10月
福岡県立筑豊高等学校同窓会
会長 山内 浩三

